着物の買取価格が安い8つの理由と高く売るための5つのポイント

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不要品の処分

「この着物は、昔、祖母が奮発して買った高価なモノらしいから、買取店に持っていけば、きっと高値で買い取ってもらえるはずだ」と期待して、買取店に持って行くと、タダ同然の買取価格を提示され、愕然とする・・・。

このような状況に直面し、ガッカリされる方は少なくないようです。

なぜ、買うときは高額だった着物が、買取店で査定してもらうと、タダ同然の買取価格になってしまうのでしょうか?

この記事では、この疑問に対して、考えられる8つの理由についてお伝えさせていただきます。

また、着物を高く売るために押さえておきたい5つのポイントがありますので、それについても合わせて紹介させていただきます。

それでは、見ていきましょう。

高額で購入した着物の買取価格が、タダ同然なってしまう8つの理由

高額で購入した着物の買取価格がタダ同然なってしまう理由については、以下のものが考えられます。

理由1 購入から長い時間が経過し、着物が古くなっている

着物の買取価格は、購入から、5年、10年、15年・・・と時間が経過するほど低くなる傾向にあります。その理由は3つです。1つ目は、時間の経過によってデザインが時代遅れになってしまうからです。「時代遅れのデザインの着物はちょっと・・・」という方は少なくありません。デザインが古くなると、その分、需要が減るため、買取価格もそれに応じて下がるというわけです。2つ目は、次の項でも詳しくお伝えしますが、時間の経過によって、着物の劣化が進むためです。着物は、正しい方法で保管しても、年月の経過とともに緩やかに劣化が進行して行きます。間違った方法で保管した場合は、速やかに劣化が進行して行きます。日光により色があせてしまったり、湿気により生地が傷んでしまったり、さらには、虫食いやカビによって汚損してしまうこともあります。着物の劣化が進むほど、商品価値は下がって行きますので、買取価格もそれにともなって下がって行きます。

理由2 買手を見つけるのが難しいレベルで、着物の状態が悪い

着物の状態が悪くなれば悪くなるほど、買取価格は低くなる傾向にあります。一般的に着物の買い手は「状態の良い着物をできるだけ安く手に入れてたい!」と考えているものです。「状態の悪い着物を高値で買いたい!」と考えている方は滅多にいません。着物の状態が悪くなるほど、買手が減るため、商品の需要も下がり、買取価格も安くなるというわけです。状態が悪いと判断される具体例としては、日光による生地の色あせ、長年のし着用による生地の擦れやシワ、汗や湿気によるシミ、生地の傷み、カビの繁殖による汚れ、それにともなうカビ臭、虫食いの発生などが挙げられます。こういった特徴が多く確認されるほど、状態が悪いと商品価値が下がるため、たとえ、それが新しい着物であったとしても、買取価格は低くなって行きます。

理由3 化学繊維や木綿などの安価な素材で作られいる

化学繊維や木綿などの安価な素材で作られた着物は、買取価格が低くなる傾向にあります。化学繊維とは、ポリエステルやレーヨンなどを指します。これら化学繊維で作られた着物は、安価で大量生産されるため希少価値がないため、一般的に価値が低いと判断されます。また、木綿も、化学繊維ほどではないにせよ、希少価値が低いと判断されるため、やはり買取価格が低くなる傾向にあります。そのため、化学繊維や木綿などの安価な素材で作られた着物は、たとえ、状態が良かったとしても、高額買取は期待できません。買取店によっては値がつかない場合もあると考えておくのが妥当と言えます。ちなみに、買取価格が高額になる着物は、ほとんどの場合、正絹(しょうけん)と呼ばれる絹製の高級素材を使い、職人によって仕立てられた物であると考えて間違いないでしょう。

理由4 着物に証紙や落款が付いていない

着物に証紙や落款が付いていない場合、買取価格が低くなる傾向にあります。それらが付いていない場合、着物の価値を証明することが難しくなるためです。証紙とは、着物の品質を示す保証書のようなものです。証紙には、どこの産地で生産された物なのか?製造者は誰なのか?どんな原材料(正絹など)で作られているのか?国の認めた伝統工芸品であるかどうか?といった情報が書き記されています。また、落款とは、着物に押され印のことです。この印の中には、着物作家のサインが記されています。人気作家の作品であるかどうか?はこの落款を調べることでわかります。

理由5 着物の丈が短い

着物の丈(身丈、袖丈、裄丈など)が短いと、買取価格が低くなる傾向にあります。着物の丈が長い場合、身長の高い方が着れるのはもちろん、身長の低い方でも仕立て直すことでジャストサイズで着ることができます。それに対して、着物の丈が短い場合は、身長の高い方は着れません。また、身長が低い方でも、その着物の丈より体が大きい場合は美しく着こなすことができません。そのため、丈の短い着物は、丈の長い着物と比べ、買手が少なくなります。買手が少なくなれば、需要も減るので買取価格も、それにともない下がります。丈の短い着物の例としては、祖母、母、自分・・・というように先祖から財産のようにして相続されてきた古い着物が挙げられるでしょう。そういった古い着物は昔の日本人の体格に合わせて作られていることが多く、丈が短い可能性が高いです。例えば、1950年頃の日本人の平均身長は、男性が約161.5cm、女性が約150.8cmでした。一方、近年では男性が約171.5cm、約158cmとなっています。ここ70年ほどで平均身長が8〜10cm近く伸びていますので、当時のサイズ感で作られた着物は、多くの現代人にとっては、とても小さく感じられるものとなっています。

理由6 着物を着る人が減ってきている

着物の買取価格が低くなる理由の1つに着物を着る人の減少が考えられます。昭和時代頃までは、日常の中で着物を着用される方が現代よりも多くいました。普段着として着用される方、入学式や卒業式、冠婚葬祭で着用される方、茶道や華道などの伝統的な習い事で着用される方、また、嫁入り道具の1つとて購入される方などは珍しくありませんでした。そのため、着物の需要が一定数ありました。しかし、近年は生活様式が当時とは変わり、着物を着用する方の人口が減少の一途をたどっています。そのため、着物の需要も減少の一途をたどっています。着物の需要が減少するほど、着物を高値で販売することが難しくなります。このような状況になりますと、買取店では、利益を出すために、できるだけ安い価格で着物を買取りせざるを得なくなります。その結果、買取店で着物の査定をお願いすると、二束三文の買取価格を提示されるということが起きるというわけです。

理由7 買取を依頼する時期を間違えている

買取を依頼する時期を間違えると、買取価格が低くなる場合があります。着物の需要は、年間通して一定ではなく、時期によって変動しています。そのため、着物の買取価格は、需要のある時期の直前のタイミングがもっとも高くなります。また、着物には、訪問着や振袖、浴衣といった種類があり、それら着物の種類によっても、どの時期に需要の高まるのか?が異なっています。たとえば、訪問着であれば、卒業式、入園式、入学式、などの時期の少し前のタイミングで需要が高まります。卒業式は多くの場合、3月頃に行われますので、1〜2月頃に買取価格が高まる傾向にあります。また、入園式・入学式は4月頃に行われますので、3月頃も買取価格のアップが期待できるでしょう。振袖は成人式の時期に需要が高まりますので、12月頃に買取価格のアップが期待できます。浴衣は夏祭りや花火大会が開催される夏シーズンに需要が高まりますので、5〜6月頃に買取価格のアップが期待できるでしょう。

理由8 専門知識を持った査定員が不在の買取店を利用している

中古着物の査定に関する専門知識を持った査定員が不在の買取店で着物の査定を依頼すると、買取価格が低くなる場合があります。着物の正確な価値を特定するには、着物に関する専門用語等の知識はもちろん、着物の需要に関する知識、着物作家に関する知識、素材や産地の違い、汚損の状況を考慮して正確な価値を判断する知識が必要不可欠となります。これらの知識を持った査定員が不在の買取買取店で、着物の査定を依頼すると、本来、高額で買取されて然るべき着物でも、二束三文の買取価格となってしまう場合があります。着物を正確な価値で買い取ってもらうためには、中古着物の査定に関する専門知識を持った査定員のいる着物買取専門店にて査定を依頼するのが賢い選択と言えるでしょう。

着物をできるだけ高く売るための5つのポイント

着物をできるだけ高く売るために押さえておきたい5つのポイントは以下のとおりです。

ポイント1 着物の需要が高まる時期の少し前のタイミングで売る

着物の需要が高まる時期の少し前のタイミングで売ると、高額で買取される確率が上がります。着物の種類(振袖、訪問着、浴衣など)によって、重要の高まる時期が異なります。たとえば、振袖であれば、成人式のある1月頃に需要が高まりますので、その少し前である12月頃に売ると買取価格のアップが期待できます。訪問着であれば、卒業式(3月)、入園式・入学式(4月)、また、浴衣であれば夏シーズン(7月)に需要が高まります。なので、訪問着であれば12月〜3月頃、浴衣であれば5月〜6月頃に買取価格のアップが期待できるでしょう。

ポイント2 証紙や落款は全て持って行く

証紙や落款がある場合、それらを全て持って行った方が高値で売れる可能性が高くなります。証紙や落款は、着物の品質やブランド価値を証明する証明書のような存在です。これらがあれば、査定士が着物の正確な価値を評価することができます。しかし、大変価値のある着物であっても、証紙や落款がない場合は、その価値の証明が難しくなるため、場合によっては評価を落としてしまい、本来の価値より安値で買い取られてしまう場合があります。着物を査定に持って行くときは、可能な限り、証紙や落款を揃えて持って行くことをおすすめします。

ポイント3 和装小物も一緒に査定に出す

着物の査定を依頼する際、和装小物も一緒に出すと、買取価格がアップする場合があります。和装小物の具体例としては、かんざしなどの髪飾り、帯揚げ、帯締め、帯留、帯枕、半襟、重ね襟、羽織紐、筥迫(はこせこ)、袱紗(ふくさ)、扇子、着物バッグ、足袋、草履などです。着物買取店では、こういった和装小物も買取対象となっている場合が多いです。一般的に和装小物1点あたりの買取価格は、数百円程度と高くはありませんが、数がそろえば、まとまった金額になる可能性があります。

ポイント4 専門知識を持った査定士と販路を多く保有している買取店を利用する

中古着物の査定に関する専門知識を持った査定員が在籍している買取店を利用したほうが、高額で買取される可能性が高くなります。着物の持つ価値を正確に評価してもらえるからです。着物の持つ価値を正確に評価するためには、着物の需要に関する知識、着物作家に関する知識、素材のや産地の違いから正確な価値を特定する知識、汚損の状況から正確な価値を把握する知識などが必要不可欠となります。そういった知識を持つ査定士が不在の買取店で着物を売ると、本来であれば、高額で買取されるはずの着物が、二束三文の価格で買い取られてしまった・・・という結末になりがちです。また、中古着物の販路をあまり持たない買取店より、中古着物の販路を多く持つ買取店を選んだほうが、着物がより高値で売れる可能性が高くなります。販路を多く持つ買取店は、販売力が高いため、買取に力を入れている場合が少なくありません。買取に力を入れている買取店では、買取金額が高水準に設定されていたり、古い着物や状態が微妙な着物も買取対象としていたり、買取金額アップキャンペーンが実施されている等の特徴が見られます。

ポイント5 買取店で買い取ってもらえない着物は、ネットオークションやフリマアプリで売る

買取店では買い取ってもらえない着物も存在します。例えば、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維で作られた着物は、価値が認められず買取拒否される場合があります。ですが、そういった着物でも、ネットオークションやフリマアプリに出品すれば売れる可能性があります。ネットオークションやフリマアプリには、つねに購買意欲のある方が大勢集まって取引しています。その中には、中古の着物を探し求めている方もいるものです。そういった方に見つけてもらうことができれば、買い取ってもらえる可能性が高いです。ちなみに、着物を売る場合に、おすすめなネットオークションサイトは、ヤフオクです。利用者数が多いものはもちろん、利用者の主な年齢層が30〜50代と高めなので、中古着物に関心のある方を見つけやすいでしょう。また、フリマアプリでおすすめは、メルカリです。利用者の主な年齢層は20〜30代とヤクオクより若めですが、利用者数は、ヤフオクより多いと言われています。また、ヤフオクに比べ、女性の利用者の割合も多いと言われていますので、メルカリも中古着物を売るための有力な手段と言えるでしょう。

着物が高く売れる着物買取店の条件とは?

着物が高く売れる買取店の条件は次の3つです。

条件1 中古着物の査定に関する専門知識を習得した査定員が在籍している

着物の正確な価値を特定するには、中古着物の査定に関する専門知識が不可欠です。この専門知識を持った査定員が不在の買取店に、着物の査定を依頼すると、その価値を正確に判断することが不可能なため、着物本来の価値からすると、安すぎる買取価格を提示されることになります。それに対して、専門知識を習得した査定員の在籍する買取店であれば、着物の価値を正確に判断することが可能なため、着物の本来の価値に見合った買取価格を提示してもらうことが可能となります。

条件2 多くの販路を持っている

一口に着物買取店と言っても、それぞれの企業が保有する販路の数に相当な差があります。保有する販路を多い企業ほど、買い取った中古着物を販売する力が強くなりますす。一般的に、販売力が強い企業の方が、買取に力を入れている場合が多いです。そういった企業では、買取価格が高めに設定されていたり、買取金額増額キャンペーンを実施していたり、古い着物や多少傷んだ着物も買取対象にしているなど買取対象の範囲が広いなどの特徴が見られます。

条件3 和装小物も買取対象としている

和装小物も買取対象としている着物買取店であれば、着物だけでなく、かんざしなどの髪飾り、帯揚げ、帯締め、帯留、帯枕、半襟、重ね襟、羽織紐、筥迫(はこせこ)、袱紗(ふくさ)、扇子、着物バッグ、足袋、草履なども買い取ってもらえる可能性があります。和装小物は一点あたりの買取価格は高くない場合が多いですが、数点をまとめて売ることで、買取金額の増額を狙えます。

上記の3条件を満たす着物買取店とは?

上記の3条件を満たす着物買取店は「バイセル」です。
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【365日・24時間受付中】着物の買取ならバイセル

バイセルは上記の3条件を満たしています。

具体的には以下のとおりです。

1,バイセルには中古着物の査定に関する専門知識を習得している査定員が在籍しています。
そのため、着物の持つ正確な価値と、最新相場とを考慮した価格で買い取ってもらうことができます。

2,バイセルは大手百貨店やオンライン販売など独自販路を豊富に保有しています。
そのため、高い販売力を誇っており、買取価格にも定評があります。

3、バイセルは和装小物の買取も行っています。
不要な和装小物も合わせて査定に出せるので、買取金額のアップを狙えます。

また、バイセルでは安心安全な取引を行うための仕組みが多数用意されています

その中で代表的なものは次の3点です。

1、売買契約前の決裁コール
バイセルでは、買取契約を結ぶ前に、査定員とは別に、コンプライアンス専門部署の担当者と電話にて、契約内容の確認や、売却意思の確認などを行う制度が設けられています。これにより、意に沿わない売買契約を結ばされる心配がありません。

2、クーリングオフ期間中の着物の保管の徹底
バイセルなら、着物を売却しても、クーリングオフ期間中は、その着物が売りに出されることはありません。クーリングオフ期間が終わるまでは大切に保管しておいてくれます。なので、途中で「やっぱり思い出の詰まった着物だし、売るのはキャンセルしたい」という感じに気が変わったとしても安心です。

3、女性限定で、女性の査定員を指定することができる
バイセルなら、女性の方限定(男性は不可)ですが、出張買取で、自宅まで来てもらう査定員の性別を女性にしてもらうことができます。なので「業者だとしても、素性のわからない男性を家に上げるのは嫌だ・・・」という方でも、安心して出張買取を依頼することができます。

バイセルを活用すれば、安心安全に、納得の価格で着物を買い取ってもらうことが可能となるでしょう。

バイセルの公式サイト
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